ワシントン州シアトル生まれ。米国・インターロッケン芸術高校卒業。クリーヴランド音楽院卒業(クリーヴランド管弦楽団の首席クラリネット奏者、フランクリン・コーエン氏に師事)。2003年に来日、クラリネット奏者として活動する。活動を通して、指揮に関心を持ち、2006年に東京芸術大学指揮科大学院修士課程に入学、2008年に卒業。指揮を故佐藤功太郎、小林研一郎、小田野宏之、田中良和、松尾葉子の各氏に師事。
東京室内歌劇場で若杉弘氏のアシスタントとして、プレヴィン『欲望という名の電車』公演に参加する。東京室内歌劇場では、バーバー『ブリッジゲームの手札』、バーンスタイン『ミサ』、『キャンディード』などを指揮する。そのほか、モーツァルト『フィガロの結婚』、ロッシーニ『セビリアの理髪師』、ヴェルディ『仮面舞踏会』、プッチーニ『修道女アンジェリカ』、マスカーニ『カヴァレリア・ルスティカーナ』など数多くのオペラを指揮している。
韓国でのインチョン&アーツ音楽祭に参加し、チョン・ミョンフンのマスタークラスを受講する。金沢で井上道義と広上淳一による講習会に参加し、金沢大学フィルハーモニー管弦楽団を指揮。
これまでに、セントラル愛知交響楽団、芸大フィルハーモニーア、神奈川フィル合唱団、パイオニア交響楽団、世田谷フィルハーモニー管弦楽団、江戸川フィルハーモニーオーケストラ、練馬交響楽団、四日市交響楽団、グローバル・フィルハーモニック・オーケストラ、NHK・フレンドシップ・オーケストラ、すみだトリフォニーホール・ジュニア・オーケストラ、船橋ジュニア・オーケストラ、筑波大学管弦楽団、インチョン・フィルハーモニー(韓国)を指揮。オーケストラやオペラだけでなく、ミュージカルや合唱の指導など様々な分野で活躍している。聖心インターナショナル・スクールの講師として、指導にもあたっている。的確なオーケストラ指導と感性豊かな指揮は定評があり、今後最も期待される若手指揮者のひとりである。(2009/12/19)